Scratchプログラム例:イベントカテゴリの「メッセージ1を送って待つ」を使ったプログラミング
以下に、基本的な例とそれを発展させた例を示します。
基本例:メッセージ1を使った簡単な連携
- 目的
- スプライトAがクリックされたら、「メッセージ1を送って待つ」を使ってスプライトBに指示を送る。
- スプライトBが動作を完了したら、スプライトAが次の動作をする。
- プログラム
スプライトA
[イベント] このスプライトがクリックされたとき
[制御] メッセージ1を送って待つ
[見た目] 「スプライトBが完了しました!」と言う(2秒)

スプライトB
[イベント] メッセージ1を受け取ったとき
[動き] 10歩動かす
[動き] 15度回す(時計回り)
[制御] メッセージを送り返す

発展例:複数のスプライト間で連携する動作
- 目的
- スプライトAがクリックされると「メッセージ1」を送信。
- スプライトBとスプライトCが連動して動作する。
- プログラム
スプライトA
[イベント] このスプライトがクリックされたとき
[制御] メッセージ1を送って待つ
[見た目] 「全てのスプライトが動作完了!」と言う(2秒)

スプライトB
[イベント] メッセージ1を受け取ったとき
[動き] X座標を10ずつ変える
[制御] 1秒待つ

スプライトC
[イベント] メッセージ1を受け取ったとき
[動き] -10歩動かす
[動き] 90度回す(時計回り)

動作チェック手順
- スプライトAをクリックする。
- スプライトBとスプライトCがそれぞれ指定の動作を行い、処理が終了するとスプライトAが次の動作に移る。
この例では、「メッセージ1を送って待つ」の基本動作を体験できます。発展例では複数スプライトの連携が確認できます。さらに発展させる場合は、条件分岐や変数を組み合わせてください。