簡単なプログラム:スプライトの位置を表示する
- スクラッチエディターを開き、新しいプロジェクトを作成します。
- スプライト(デフォルトの猫)を選択します。
- 以下のスクリプトを作成します。
when green flag clicked
forever
say (join "Y座標: " (y position))

このスクリプトは、緑の旗をクリックしたときにスプライトが現在のY座標を表示し続けるものです。
発展させたプログラム:Y座標に基づいてスプライトの動きを制御する
- 新しいスプライトを追加します(例えば、ボールのスプライト)。
- 以下のスクリプトを追加します。
when green flag clicked
forever
if <(y position) > [0]> then
change y by -10
else
change y by 10
wait 0.1

このスクリプトは、スプライトのY座標が0より大きい場合は下に移動し、0以下の場合は上に移動するという動きを実現します。
詳細な例:複数のスプライトの相互作用
- 2つのスプライト(猫とボール)を用意します。
- 猫のスプライトには以下のスクリプトを追加します。
when green flag clicked
forever
if <touching [Ball v]?> then
say "ボールに触れた!"
else
say ""

- ボールのスプライトには以下のスクリプトを追加します。
when green flag clicked
forever
change y by -10
if <(y position) < [-180]> then
set y to [180]

このスクリプトは、ボールが常に下に移動し、画面下部を超えると上部に戻る動きをします。また、猫のスプライトがボールに触れるとメッセージを表示します。
プロジェクトのリンクと詳細情報
これらの例を基に、自分のアイデアを発展させてみてください。スクラッチの様々なブロックや機能を試して、より複雑で面白いプログラムを作成することができます。