簡単なプログラム
まず、Scratchの「魚眼レンズの効果を0にする」ブロックを使って簡単なプログラムを作成します。
- スプライトの準備:
- スクラッチプロジェクトを開き、使用するスプライトを選びます。例えば、キャットのスプライトを使います。
- スクリプトの作成:
- 「イベント」カテゴリから「緑の旗が押されたとき」ブロックをドラッグします。
- 「見た目」カテゴリから「魚眼レンズの効果を0にする」ブロックをドラッグして、「緑の旗が押されたとき」ブロックの下に配置します。
- これで基本的な設定が完了です。
when green flag clicked
set fisheye effect to 100
発展させたプログラム
次に、魚眼レンズ効果を使って発展的なプログラムを作成します。このプログラムでは、クリックされたときにスプライトの魚眼レンズ効果を増減させます。
- スプライトの準備:
- 先ほどと同様に、キャットのスプライトを使います。
- スクリプトの作成:
- 「イベント」カテゴリから「緑の旗が押されたとき」ブロックをドラッグします。
- 「見た目」カテゴリから「魚眼レンズの効果を0にする」ブロックをドラッグして、「緑の旗が押されたとき」ブロックの下に配置します。
- 「制御」カテゴリから「ずっと」ブロックをドラッグし、「緑の旗が押されたとき」ブロックの下に配置します。
- 「制御」カテゴリから「もし〇〇なら」ブロックをドラッグして「ずっと」ブロックの中に配置します。
- 「調べる」カテゴリから「マウスが押された」ブロックをドラッグし、「もし〇〇なら」ブロックの条件部分に配置します。
- 「見た目」カテゴリから「魚眼レンズの効果を10ずつ変える」ブロックをドラッグして「もし〇〇なら」ブロックの中に配置します。
- これでスクリプトが完成です。
when green flag clicked
set fisheye effect to 0
forever
if mouse down?
change fisheye effect by 10
詳細なプログラムの説明
- プログラムが開始されると(緑の旗がクリックされたとき)、魚眼レンズの効果が0にリセットされます。
- その後、ずっとループが開始され、マウスが押されているかどうかをチェックします。
- マウスが押されている場合、魚眼レンズの効果が10ずつ増加します。
このプログラムは、ユーザーがマウスをクリックするたびにスプライトの魚眼レンズ効果が増加するシンプルなインタラクティブアニメーションを実現します。
さらに発展させたい場合は、例えば魚眼レンズ効果を一定範囲で循環させたり、他のエフェクト(モザイク、ぼかしなど)と組み合わせることもできます。これにより、より複雑で魅力的なアニメーションを作成することが可能です。