Scratchでの「次の背景にする」ブロックを使った簡単なプログラミングと、これを発展させたプログラミングの例を以下に示します。
簡単なプログラミング
まず、基本的な「次の背景にする」ブロックを使用したスクリプトの例です。
- 背景を変更する簡単なスクリプト
- ステージの背景を複数追加します。
- 以下のスクリプトを作成します。
when green flag clicked
repeat 10
next backdrop
wait 1 seconds
end
このスクリプトは、緑の旗をクリックすると背景が10回切り替わり、各背景の間に1秒待機します。
発展させたプログラミング
次に、このスクリプトを発展させた例を紹介します。この例では、背景の変更に応じてスプライトの動作も変更されます。
- 背景に応じたスプライトの動作
- ステージの背景を複数追加し、背景に対応するスプライトのコスチュームも複数追加します。
- 以下のスクリプトを作成します。
when green flag clicked
repeat 10
next backdrop
if <(backdrop number) = 1>
switch costume to [costume1 v]
say [Welcome to scene 1!] for 2 seconds
else
switch costume to [costume2 v]
say [Welcome to scene 2!] for 2 seconds
end
wait 1 seconds
end
このスクリプトは、背景が切り替わるたびにスプライトのコスチュームも変更され、対応するメッセージを表示します。各背景の間に1秒待機し、合計10回背景を切り替えます。
これにより、よりインタラクティブなプロジェクトを作成することができます。背景に応じてスプライトの動作やメッセージが変わるため、ユーザーにとってより興味深いコンテンツになります。