簡単なプログラム
まず、Scratchエディタを開いて、以下の手順で簡単なプログラムを作成します。
- スプライト(初期設定では猫のスプライト)を選択します。
- 「イベント」カテゴリから「緑の旗がクリックされたとき」ブロックをドラッグします。
- 「動き」カテゴリから「x座標を10ずつ変える」ブロックをドラッグし、「緑の旗がクリックされたとき」ブロックの下に繋げます。
以下のようなスクリプトになります。
[緑の旗がクリックされたとき v]
[x座標を10ずつ変える]
このスクリプトは、緑の旗をクリックするとスプライトが10歩右に動くという簡単な動作を実行します。
発展したプログラム
このプログラムを少し発展させて、スプライトが一定間隔で右に移動し続けるようにします。
- 先ほどのスクリプトに加えて、「制御」カテゴリから「ずっと」ブロックをドラッグします。
- 「x座標を10ずつ変える」ブロックを「ずっと」ブロックの中に入れます。
- スプライトが動き続ける速度を制御するために、「制御」カテゴリから「1秒待つ」ブロックを追加し、「x座標を10ずつ変える」ブロックの下に繋げます。
以下のようなスクリプトになります。
[緑の旗がクリックされたとき v]
[ずっと]
[x座標を10ずつ変える v]
[0.5秒待つ v]
このスクリプトは、緑の旗をクリックするとスプライトが0.5秒ごとに10歩ずつ右に動き続ける動作を実行します。待ち時間を調整することで、スプライトの動く速度を変えることができます。
さらに発展させる場合、キーボード入力に反応してスプライトを動かすこともできます。
- 「イベント」カテゴリから「スペースキーが押されたとき」ブロックをドラッグします。
- 「動き」カテゴリから「x座標を10ずつ変える」ブロックをドラッグし、「スペースキーが押されたとき」ブロックの下に繋げます。
以下のようなスクリプトになります。
[スペースキーが押されたとき v]
[x座標を10ずつ変える]
このスクリプトは、スペースキーを押すたびにスプライトが10歩右に動く動作を実行します。
これらの基本的なスクリプトを使って、さらに複雑な動作やアニメーションを作成することができます。是非試してみてください!